アマプラとボールと映画館

ネタバレ 雑な3行あらすじと、浅くて薄いペラッペラな感想

「愛しのアイリーン🇵🇭☆☆☆☆☆」

初鑑賞。今年ベスト級になりましたよ。

私の大好物「さんかく」「ヒメアノール」の吉田監督作品で心が痛くなる、いたたまれなくなる、むず痒い、切ない、考えさせられるが答えは出にくいみたいなイメージで今回も大好物でしたよ。

パチンコ店員独身中年が同僚のいい女に振られ、ヤケクソ気味にフィリピンで結婚ツアーで結婚!嫁と家に帰ると父の葬式中で母親が猟銃を嫁に向けるが、、、

独身男のダメな感じ、陽気だが環境の違いに戸惑うフィリピン女、一番強烈だった独身男の母親は息子への愛が強過ぎな感じ、同僚の綺麗な割り切り女、同僚のエロババア、エロ社長、バージン純朴女、とかいろいろキャストが皆様カチッとハマってましたよ。テトリスの長い四つの棒が入って全消しぐらいの気持ちよさですよ。あと、チンを初めて見て「この世のもんじゃない」見たいな発狂が笑えたり、初めて慣れぬ手つきの雪かきとか、オッサンとフィリッピーナのファーストキスの「アイリーン愛してっど」は泣けたり、死んでるけど遺体に布団をかけたり、ババアを姥捨山ライクに置きに行ったりとかいろいろ最高でしたよ。

クソババア役木野花さんはアカデミーもんですな。「冷たい熱帯魚」のでんでんレベルですな。

東南アジアを後進国的目線で見ていたり、フィリッピーナは売春と理解して日本にいたり、自分のよくない考えが浮き彫りにされて嫌になったり、それでもなんとか生きていくという感じなのかな、、、

こりゃ吉田監督作「犬猿」見ないとな、、、