無愛想で無口な何でも屋オッサンは兄の訃報を聞き駆けつけるが、後見人となり年頃の男の子と今後を決めていくが、、、
オッサンは昔三人の子を自身の酔っ払いミスの火事で亡くして離婚していたよ。警察で事情聴取後に歩いてる警官の銃を奪い、迷いなく自分の頭に向けトリガーを引くが不発!すぐに安全装置を外して打つとこで止められたり、事故前は陽気で仲間達と卓球で大盛り上がりなDQNから事故後の人と関わらない孤独のギャップが良かったよ。
凄い生活感がリアルで、ランチョンマットを敷いたり、兄貴を救急車へ入れる時に手こずったり、葬式の時にマナーモードブルブル音があったり、年頃の男の子がエロい事をしたがったり、離婚した嫁が昔、めちゃくちゃに責めたことを詫びたり、ケイシーアフレックさんの影、逃れられない呪いに負けて乗り越えられない感じが素晴らし過ぎたり、なんだか「歩いても歩いても」を思い出したよ。あと、港町とか雪とか風景が住みたくなるぐらい綺麗でしたよ。評価が高いのがよくわかる、とても良い映画だったよ。
しかしYahoo映画レビューで平均3.8なのに評価1の人が多いこと多いこと、、、「退屈の極み、見る価値ない、アホばっかり」などなどブチギレ酷評。まぁ、確かに映画に入り込めなかったら長くて辛いから怒りが爆発するんだろうがね、、、こんなに差があるのはアカデミー賞取ったとか鑑賞前とのギャップがありすぎるのか?ポスターとか予告ではヒューマンドラマというのはわかるしなぁ、、、見る前の期待値が高過ぎなのかなぁ、まぁ、意見がパックリ割れる映画の典型なのかな、便利な言葉「人それぞれ」ですな。