アマプラとボールと映画館

ネタバレ 雑な3行あらすじと、浅くて薄いペラッペラな感想

「押入れのちよ」荻原 浩☆☆☆☆★を読む。

・お母様のロシアのスープ
私たち姉妹に人に見られてもいけないし、見てもいけないというお母様・・・
→切ない

・コール
僕は超常現象研究会「ミステリーサークルズ」で一緒だった美雪と墓参りに来ていた。
→青春恋愛モノ

・押入れのちよ
失業中の恵太は格安物件を契約した。駅から徒歩9分、日当たりも良く、風呂付き1DKにざしきわらし「ちよ」もつく
→かわいらしくおもしろかった。

・老猫
道夫は叔父の秀雄が亡くなり家を受け継いだ。一匹の老猫と一緒に。
→ちょい不気味

・殺意のレシピ
文彦と久美子は、何年も会話がなく口を開けば口論になる夫婦だった。しかしその夜は違っていた。妻の為に用意した魚、夫の為に準備した山菜料理が二人を幸せにする。
→一番笑えた

・介護の鬼
寝たきりになった義父の介護をしている苑子苑子は義父をいじめながら介護を楽しんでいた。
→ブラック

・予期せぬ訪問者
平岩隆三は不倫相手を殺してしまった。こうなったら死体をバラバラにして捨てるしかない。
そのとき、清掃用具メーカー創業30周年記念サービスとして、部屋の清掃に社員がやってきた。
→落ちが爆笑

・木下闇(このしたやみ)
幼い頃妹の弥生が行方不明になった。あれから15年、再び訪れた母の実家。
私は裏庭の大きなくすの木の樹頂近くで何かが動くのを見た。
→ミステリーな感じが好き

・しんちゃんの自転車
しんちゃんの自転車がやってきた。錆びたペダルの音とブレーキの音とともに。
しんちゃんはいつもの合図で私の部屋の窓を叩いた。午後11時すぎ、私は部屋を抜け出した。
中二病の私には一番好きな話でした。