アマプラとボールと映画館

ネタバレ 雑な3行あらすじと、浅くて薄いペラッペラな感想

4/28〜5/1に気仙沼に行く。

 行きは22時出発で到着が5時ぐらいでそのまま現場へ、とにかくひどいテレビで映像、画像は見てましたが、現場は何も言えないぐらいの惨状でかなり気分が悪くなりました。50mぐらいの巨大タンカーが陸地にあったり、海のヘドロとか魚の臭いもかなり生臭いし、何キロも続く瓦礫の下に遺体があるかと思うとかなりキツイです。
 地元の人の話と見てきたこと
 ・車の津波保険に入っていた数は7000台に対して4台しか入ってなかった。
 ・大きくなったタコをさばいたら人の髪の毛が出てきた
 ・不動産屋さんがとにかく私だけでも早くなんとかしろという電話が多い。
 ・津波がくる直前にマンホールが20m真上に飛んだ
 ・津波あとの川沿いの桜並木に人の手、頭などがぶら下がっていた
 ・米が150キロもあるから持って帰ってくれとのこと
 ・パチンコ屋にいた人が自分の勝っていた台に名前とどのぐらい儲けていたかを書いてポストイットを貼って逃げた人も、出口でばあさん2人に腕を掴まれて大変だったらしい
 ・老人が仏壇を見つけてきてくれという要望が多い
 ・自衛隊の人が朝7時から川で腿まで浸かりながら作業していた
 ・自動販売機が飲み物とお金のとこが空になってた
 ・海岸沿いのアパートで救助を求めていたらおばさんと男5人ぐらいが瓦礫の中からお金を漁っていた

 私達が寝泊りしたところから徒歩20秒のところにも車、トラックがひっくり返っており、寝るときは私服で車も玄関の近くに止めてました。地震があると東京にいる時の10倍怖いです。
 お知り合いの方々と立ち話や居酒屋で飲んだり、津波ネタのギャグが言えるぐらいな人もいたり少しづつ良くなっている感じです。

帰り道の一関あたりのコンビニでくたびれたジャージを着た中学生が募金活動をしていて、姉と旦那は我々も被災者だけど・・・といいながら募金してました。
 帰りはGW渋滞で11時間かかりました。