アマプラとボールと映画館

ネタバレ 雑な3行あらすじと、浅くて薄いペラッペラな感想

 東日本大地震のこと 

 自分は外での作業中に地震にあいまして、近くの小学校の放送でこれから地震がきますと事前に聞いてましたが、まあたいしたことないだろうと作業を続けてたら、ドドドドドッと物凄い地鳴りと首都高がギシギシ、ユラユラしてるのと自分がフラッとして、これはでかいとビビリました。事務所に戻り、tvを見ると姉の住んでいる気仙沼がひどいことに・・・
 その二日前にも気仙沼で震度5ぐらいのがあり、姉とメール交換して津波なんていつも30cmしかこないから心配しなくて全然平気と笑っていたのが二日前でした。
 結局姉は地震の当日の朝、飛行機で九州の大分に旦那とその父と旅行中!! 東京より安全やんけと突っ込みつつ一安心でした。
 問題は姉の旦那の一族は気仙沼に10人前後いて、特に腰が痛くて寝ている95歳のおばあちゃんとその看病で九州旅行をキャンセルした60歳ぐらいの旦那の母(旅行自体は旦那の母が提案)が海岸線の目の前に住んでいて、映像見ると絶望的でしたが・・・一族全員無事という強運でした。
 まずそのおばあちゃんの家は津波で流されて鉄筋コンクリートのアパートに寄りかかる感じで二階だけは潰れず、畳を橋渡しにしてアパートに避難し二日後に消防に救助されたのだが、消防隊員に言った一言が「紙と書くものをください」隊員「なぜですか?」おばあちゃん「詩をかくから」隊員「・・・・・今はそんな場合じゃありません」みたいなやり取りがあったみたいです・・・
 そして旦那の弟の嫁さんと息子(3歳)とワンコのチワワは車で脱出したけど渋滞で動けないからわき道の行ってはいけなかった危険な川沿いの道へ、津波にのまれて車がメキメキッと聞こえたそうです。運よくリアウインドウが割れ、その時にチワワは無理だと判断し息子と脱出、しかし木材とかで水面に出れなくて一度息子を放し、かき分けて頭を出し、良質なダウンジャケットが功を奏し息子は浮き上がってきてその後、知らない人に救助されたそうです。しばらくするとクゥ〜ンと材木に乗って漂流するチワワと合流! すごい運だと思いました。津波にのまれて水中で他の車の人が笑っているように見えたと聞きました。パニックになると笑うのでしょうか?すごくリアルで怖いです。あと、津波にのまれて、助けて 助けてとたくさんの声が聞こえたのが未だに耳に残っていてかなり苦しんでいるみたいです。
 あとは、姉が4月頭に3日間だけ気仙沼に行った話(私も運転手として行く予定でしたがガソリン缶が少なくてやめました)津波にのまれた海側の地域と山側の地域では天国と地獄だそうです。もう電気もきている山側はほぼなにも変わらない生活で、海側は被災者だらけで心の温度差が違いすぎていろいろ揉め事も多いみたいです。あと姉のワゴンRが盗まれたらしいです。
 最後に少しでも早くいい状態になりますようにと原発再臨界を起こさないことを祈っています。画像は旦那の父の愛車BMW津波にのまれた仙台空港です。