アマプラとボールと映画館

ネタバレ 雑な3行あらすじと、浅くて薄いペラッペラな感想

「ゲド戦記」☆☆☆★★と「ユナイテッド93」☆☆☆☆★を見る。

まず、ゲド戦記ですが、めちゃんこ評判が悪く、原作者が「なぜ駿が撮らない」と言ったり、日本から世界に流すなと言われたりしていたのだが、私は楽しめたよ。話はどっかの国のアレン王子が王様をナイフで刺して、逃げる。んで、すんごい強い魔法使いのゲドと会い、農場でゲドの彼女?とアレンと同じ年ぐらいの女の子テルーと暮らす。あからさまに悪そうなクモつー魔女が出てきてやっつける つー感じです。なんか真の名前とか意味の分からない(多分原作を読まないとわからない)のがあったが、麻薬をやってはいけないとか、思春期の不安定な心を直すつー感じだったのかなー。テルーのソロの歌のシーンと声優の岡田君も文太も良かったよ。60点。
 「ユナイテッド93」です。9.11の話です。ドキュメント映画で、出てくる人は一人も知った顔がなかったのがよい。最初の犯人がホテルから出発する時にめっちゃ緊張して、お祈りをずっとしているのがいい リアルだよ。(自爆テロを起こす人が神様に祈るのもよくわからないよ、神はテロを全く望んでないよ、悪いことをするから懺悔なのか?)もちろんなかなか行動に移せないし、ハイジャックした後もド緊張しているのもよい。乗客達が、携帯や航空電話とかで、貿易センタービルと、ペンタゴンに突っ込んだのを知り、これはハイジャックではなく、自爆テロだとわかる。乗客の中に昔パイロットをしていた人がいて、あとは、ガタイのいいお兄さん達が「ゴー」と爆弾を体に巻き付けた犯人に突っ込むところは息を飲むよ。4人中3人はボッコボッコにするが、犯人側のパイロット(最初は気弱だった)がベルトで体を固定して死んでもどかないつー決心がすごいし、乗客達も必死に高度を上げようとするシーンは正に死闘!!凄く恐い!最初から話がわかっているのは重いです。日本人が一人いました(特にエピソード無し)自分に置き換えてみると、犯人をやっつけようという強い気持ちがあるか自信がないよ。多分、座って祈る映画の中の日本人と同じだと思うよ。このテロでたくさんの人が亡くなったのだが、その後のアメリカの起こした戦争で何万人の人が亡くなったのだろう。キリストとイスラムの殺し合いはどっちかがつぶれるまで続くんだなー。つーことは永遠にか? えー